第57回PT国家試験AM(練習用) 理学療法士試験 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2023.02.24 2023.02.23 0 votes, 0 avg 1 第57回 理学療法士国家試験AM(練習用) (2022年) 1 / 100 65 歳の男性。間質性肺炎。労作時呼吸困難、咳を主訴に来院した。3年前から歩行時の呼吸困難が増悪した。1か月前から咳、労作時の呼吸困難の悪化を認め入院となった。入院時、心電図は洞調律。血液検査では CRP 3.1 mg/dL (基準値:0.3mg/dL 未満)、KL-6 790 U/mL(基準値 500 U/mL 未満)であった。理学療法評価では、mMRC 息切れスケールはグレード3。筋力はMMT 上下肢4、6分間歩行テストは 200 m であった。胸部 CT(別冊No. 5)を別に示す。この患者の胸部CTとして最も可能性が高いのはどれか。 ⑤ ① ② ④ ③ 2 / 100 原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。 低カルシウム血症を伴う。 骨折好発部位は尺骨である。 男性に多い。 喫煙は危険因子である。 海綿骨の減少を伴う。 3 / 100 感染予防の標準予防策〈standard precautions〉について正しいのはどれか。 感染症患者のみに対して日常的に実施されるべき感染対策である。 血圧測定を行う前の手指衛生は不要である。 屋外での歩行練習では感染予防対策は不要である。 歩行練習中に患者が出血した場合は手袋をして対処する。 マスクは N95 を使用する。 4 / 100 74 歳の女性。左片麻痺。Brunnstrom 法ステージ上肢Ⅱ、下肢Ⅲ。患側の筋緊張は低く、随意的な筋収縮もわずかにみられる程度である。平行棒内立位は中等度介助が必要で、左下肢は膝伸展位を保持することが困難で、体重をかけると膝折れが生じる。診療録の問題指向型医療記録の記載でassessment(評価)はどれか。 左下肢の筋力増強練習を行う。 左下肢に長下肢装具を使用し立位練習を行う。 左下肢の筋力が低下している。 左下肢の筋緊張が低下している。 左下肢の筋緊張低下により体重支持力が低下している。 5 / 100 47歳の女性。抗リン脂質抗体症候群の既往がある。右変形性膝関節症に対して高位脛骨骨切り術を3日前に受けた。右大腿部から足部まで発赤を伴う腫脹を認め、Homans 徴候陽性である。術後に実施した主な血液検査の結果を表に示す。術後の合併症として考えられるのはどれか。 蜂窩織炎 深部静脈血栓症 化膿性関節炎 うっ血性心不全 リンパ浮腫 6 / 100 心音または心電図波形と心周期における現象との組合せで正しいのはどれか。 心電図の P 波 ーー His 束の伝導 心電図の T 波 ーー 心室筋の脱分極 心音のⅡ音 ーー 大動脈弁の開放 心音のⅠ音 ーー 僧帽弁の閉鎖 心電図の QRS 波 ーー 洞房結節の伝導 7 / 100 装具と疾患の組み合わせで正しいのはどれか。 Riemenbügel(リーメンビューゲル)装具ーー側弯症 SOMI 装具ーー頸椎環軸骨折 Milwaukee 装具ーー先天性股関節脱臼 Jewett 型装具ーー橈骨神経麻痺 Oppenheimer 型装具ーー胸椎圧迫骨折 8 / 100 ASIA の評価法における脊髄髄節とその key muscle との組合せで正しいのはどれか。 C5 ーー 肘関節屈筋群 C6 ーー 肘関節伸筋群 L3 ーー 足関節背屈筋群 L2 ーー 膝関節伸筋群 C7 ーー 小指外転筋 9 / 100 脳卒中後の Pusher 現象について誤っているのはどれか。 座位だけでなく立位でも認められる。 端座位で体幹を正中位に近づけると非麻痺側側の股関節が外旋する。 垂直判断の障害が関与する。 身体軸が非麻痺側に傾斜する。 右半球障害に多い。 10 / 100 反回神経支配でないのはどれか。 輪状甲状筋 後輪状破裂筋 破裂喉頭蓋筋 甲状破裂筋 横破裂筋 11 / 100 13 歳の男子。7歳から野球を始め、中学生から投手となった。投球動作中に右肘に痛みを感じるようになり、病院を受診した。理学療法評価時、肘関節の外反ストレステストを実施したところ、肘関節の内側に疼痛が誘発された。痛みが出現する動作はどれか 1 5 3 4 2 12 / 100 後頭葉の血流量低下が特徴的なのはどれか。 Lewy 小体型認知症 前頭側頭型認知症 血管性認知症 HIV 認知症 Alzheimer 型認知症 13 / 100 上腕骨骨幹部骨折で最も合併しやすい神経障害はどれか。 腋窩神経 尺骨神経 正中神経 筋皮神経 橈骨神経 14 / 100 アキレス腱断裂について正しいのはどれか。 つま先立ちは可能である。 ステロイド注射はアキレス腱断裂を予防する。 受傷好発年齢は 10 歳代である。 術直後から患側の足関節可動域訓練を行う。 高齢者では日常活動での受傷が多い。 15 / 100 ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用はどれか。 アカシジア Parkinson 症候群 運動失調 下痢 逆行性健忘 16 / 100 右側の靴型装具の補正と効果の組合せで正しいのはどれか。 ②-踏み返しの改善 ①-前足部の回内防止 ④-中足骨骨頭の免荷 ⑤-接踵時の衝撃吸収 ③-足部横アーチの支持性増強 17 / 100 エネルギー代謝で誤っているのはどれか。 呼吸商は脂肪の燃焼が多くなると低下する。 安静時代謝量は基礎代謝量より小さい。 安静時代謝量は体重減少により低下する。 代謝当量1単位は酸素 3.5 mL/kg/分の摂取量を基準としている。 基礎代謝量はホルモンの影響を受ける。 18 / 100 感染性心内膜炎が原因で生じやすいのはどれか。 循環血漿量減少性ショック 脳塞栓症 下肢静脈血栓 心囊液貯留 僧帽弁狭窄症 19 / 100 運動に関する中枢神経について正しいのはどれか。 皮質脊髄路のうち約 30 % の線維が延髄錐体で対側に交叉する。 Betz の巨大錐体細胞は運動野大脳皮質の第Ⅲ層に存在する。 Purkinje 細胞の軸索は小脳への求心性線維となる。 中脳黒質に由来するドパミン作動性ニューロンは線条体に至る。 一次運動野においては他の部位と比較して手と顔面の運動領域が小さい。 20 / 100 シナプス前膜の脱分極に続いて軸索終末に流入するのはどれか。 グルタミン酸 ナトリウムイオン ガンマアミノ酪酸 カルシウムイオン リン酸イオン 21 / 100 右手背部の写真(別冊No. 6)を別に示す。矢印が示す腱はどれか。 短母指外転筋腱 長母指伸筋腱 母指内転筋腱 短母指伸筋腱 長母指外転筋腱 22 / 100 リエゾン精神医学における医療スタッフのベッドサイドマナーとして適切でないのはどれか。 座って対応する。 心配なことを聞く。 患者が誇りに思うことを称賛する。 笑顔で接する。 抽象的な情報を与える。 23 / 100 右下肢の運動の様子を図に示す。関与する主な筋はどれか。 半膜様筋 膝窩筋 薄筋 大腿二頭筋 縫工筋 24 / 100 患者への治療に対するインフォームドコンセントとして適切なのはどれか。 心理状態に関わらず患者の決定が優先される。 専門用語で説明する。 患者は正当な理由があっても同意を撤回できない。 説明用の文書を用意する。 治療のデメリットは伝えない。 25 / 100 フレイルの指標とサルコペニアの評価で共通する項目はどれか。2つ選べ。 体重減少 日常生活活動減少 主観的疲労感増大 握力低下 歩行速度低下 26 / 100 10 m 歩行において歩幅 45 cm、歩行率 80 歩/分を示す。このときの歩行速度(m/秒)はどれか。 0.5 m/秒 0.7 m/秒 0.8 m/秒 0.4 m/秒 0.6 m/秒 27 / 100 閉塞性動脈硬化症の運動療法を行う場合、収集すべき医学情報として最も重要なのはどれか。 脊椎MRI 足関節上腕血圧比 胸部CT 筋電図検査 股関節を含む両下肢単純エックス線 28 / 100 加齢により増加するのはどれか。2つ選べ。 予備呼気量 唾液分泌量 除脂肪体重 炎症性サイトカイン 血管抵抗 29 / 100 非ステロイド性抗炎症薬の副作用として正しいのはどれか。 骨粗鬆症 多幸感 中心性肥満 低血糖 胃潰瘍 30 / 100 脳梗塞の発生部位と出現する症状の組合せで正しいのはどれか。 右小脳半球 ーー 左上下肢の運動失調 左放線冠 ーー 感覚性失語 右内包後脚 ーー 左上下肢の運動麻痺 左前頭葉 ーー 左半側空間無視 Broca 領域 ーー 遂行機能障害 31 / 100 月経について誤っているのはどれか。 子宮内膜の増殖は卵胞ホルモンの作用による。 月経期は子宮内膜の機能層が剝離する。 月経期は基礎体温が高温相になる。 分泌期は 14 日間である。 増殖期には子宮内膜の厚さは約5mm となる。 32 / 100 骨形成不全症で正しいのはどれか。 骨折の頻度は小児期より思春期で高い。 聴覚障害を合併する。 出生 1,000 人あたり1〜2人の割合である。 四肢・体幹の変形は少ない。 遺伝性疾患ではない。 33 / 100 図の前腕と手を支える肘関節屈筋の力 F はどれか。ただし、Cos 45°= 0.71 とする。 約 40 kgw 約 30 kgw 約 25 kgw 約 20 kgw 約 35 kgw 34 / 100 睡眠・覚醒のパターンを記録する睡眠日誌(睡眠表)の記載が最も有用なのはどれか。 睡眠相後退症候群 レム睡眠行動障害 閉塞性睡眠時無呼吸障害 原発性不眠症 ナルコレプシー 35 / 100 心電図(別冊No.1)を別に示す。心房細動はどれか。 ② ⑤ ④ ① ③ 36 / 100 脊髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)患者で自立が最も困難なのはどれか。 床面から車椅子への乗り移り 車椅子のキャスター上げ 自動車の運転 車椅子で5cmの段差昇降 ベッドから車椅子までの側方移乗 37 / 100 膝関節屈曲運動の制限に関与するのはどれか。 大腿骨の転がり運動の出現 斜膝窩靱帯の緊張 前十字靱帯の緊張 大腿後面と下腿後面の接触 内側側副靱帯の緊張 38 / 100 筋電図検査について正しいのはどれか。 針筋電図の神経原性変化では低振幅・短持続電位波形が出現する。 感覚神経の伝導速度は測定できない。 脱髄病変では神経伝導速度が低下する。 筋疾患では神経伝導速度が低下する。 軸索変性がある場合、活動電位の振幅は低下しない。 39 / 100 自律神経作用と支配する節前ニューロンの起始レベルとの組合せで正しいのはどれか。 顔面の汗腺の発汗 ーー 延髄 細気管支の収縮 ーー 頸髄 内尿道括約筋の収縮 ーー 仙髄 消化管蠕動の亢進 ーー 腰髄 瞳孔散大筋の収縮 ーー 胸髄 40 / 100 スワンネック変形で過伸展となるのはどれか。 手根中手関節 遠位橈尺関節 中手指節間関節 遠位指節間関節 近位指節間関節 41 / 100 前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺に共通するのはどれか。 尺骨神経の分枝である。 感覚は正常である。 肘部管の Tinel 徴候が陽性である。 中・環・小指の伸展動作が困難である。 母指と示指のつまみ動作が困難である。 42 / 100 50 歳の男性。会社の健康診断で尿糖陽性を指摘され、受診した。入院時、身長175 cm、体重 85 kg。脈拍 75/分、血圧 165/86 mmHg。両側足関節の振動覚は鈍麻。血液生化学所見では、空腹時血糖 385 mg/dL (基準値 65〜109 mg/dL)、HbA1c 8.6 %(基準値 4.6〜6.2 %)、トリグリセリド 362 mg/dL (基準値 30〜150mg/dL)、LDL コレステロール 128 mg/dL(基準値 70〜139 mg/dL)であった。尿検査でケトン体陰性であった。入院後、食事療法と薬物療法が開始されている。運動療法開始時に必要な条件はどれか。 脂質異常症が改善する。 感覚障害が改善する。 空腹時血糖が 250 mg/dL 未満となる。 HbA1c が基準値内まで低下する。 尿中ケトン体が陽性となる。 43 / 100 がんについて正しいのはどれか。 緩和ケアは術後に開始する。 年齢調整死亡率は上昇している。 我が国のがん死亡数は胃癌が最も多い。 一つのがん抑制遺伝子により発症する。 環境は発生要因である。 44 / 100 Duchenne 型筋ジストロフィーの呼吸管理について正しいのはどれか。 排痰補助装置による咳介助は徒手による咳介助に優先して行われる。 舌咽呼吸は強制的に吸気する最大量を得るのに有効である。 呼吸管理の適応になる時期は機能障害度ステージⅣからである。 咳最大流量〈cough peak flow〉は咳介助を行う目安にならない。 非侵襲的陽圧換気療法〈NPPV〉の適応ではない。 45 / 100 骨格筋の収縮について誤っているのはどれか。 単収縮が連続して起こると階段現象がみられる。 神経筋接合部にはニコチン受容体が分布する。 筋小胞体は Ca2+(カルシウムイオン) を貯蔵している。 活動電位は筋収縮に先行して発生する。 支配神経に単一の刺激を加えると強縮が起こる。 46 / 100 Type Ⅱと比べて Type Ⅰの筋線維の特徴で正しいのはどれか。 解糖系酵素活性が低い。 ミトコンドリアが少ない。 収縮速度が速い。 易疲労性がある。 ミオグロビンが少ない。 47 / 100 FIM について正しいのはどれか。2つ選べ。 見当識を評価する。 見守りが必要な場合は4点と判定する。 杖を使用して歩行が自立すれば完全自立と判定する。 社会的交流を評価する。 更衣は上半身と下半身に分けて評価する。 48 / 100 高齢者において好ましい変化はどれか。 2 3 5 1 4 49 / 100 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。 ③ ④ ① ⑤ ② 50 / 100 脊髄小脳変性症で正しいのはどれか。2つ選べ。 視覚障害を伴うことが多い。 Frenkel 体操は無効である。 自律神経障害は非遺伝性に比べて遺伝性が少ない。 患者数は非遺伝性に比べて遺伝性が多い。 包括的な評価指標に SARA がある。 51 / 100 遠心性収縮が生じるのはどれか。2つ選べ。 しゃがみ込むときのヒラメ筋 腕立て伏せで肘を伸ばすときの上腕三頭筋 懸垂で体を下ろすときの上腕二頭筋 頭上に手を挙げるときの三角筋前部線維 椅子から立ち上がるときの大腿四頭筋 52 / 100 抗体を産生するのはどれか。 赤血球 好中球 リンパ球 血小板 好酸球 53 / 100 質問紙法によって行われるのはどれか。2つ選べ。 バウムテスト MMPI Rorschachテスト YG性格検査 WCST 54 / 100 NIHSS で評価されるのはどれか。2つ選べ。 深部腱反射 歩行速度 顔面麻痺 バランス障害 意識障害 55 / 100 52 歳の女性。踏み台から転落して左踵骨骨折を受傷し、手術が行われた。術後翌日の単純エックス線写真(別冊No. 3)を別に示す。この患者に対する運動療法で正しいのはどれか。 術後1週から外固定内での距踵関節の等尺性運動を行う。 術後翌日から膝関節の可動域練習を行う。 術後2週から MP 関節の可動域練習を行う。 術後翌日から距腿関節の可動域練習を行う。 術後翌日から部分荷重を始める。 56 / 100 膝関節半月板について正しいのはどれか。 外縁は外側側副靱帯に付着する。 外縁は血行により栄養されている。 プロテオグリカン量は関節軟骨より多い。 内側半月板の形状はO字状である。 内縁は外縁より厚い。 57 / 100 ポストポリオ症候群で正しいのはどれか。 罹患筋の運動単位数は減少している。 MMT3レベル以下の新たな筋力低下に対して筋力増強運動を行う。 発症年齢は10歳以下が多い。 非麻痺側に新たな筋力低下は起こらない。 疼痛を伴うことは少ない。 58 / 100 78 歳の男性。脳梗塞。左顔面神経麻痺および右片麻痺を呈する。頭部 MRI の拡散強調像(別冊No. 2)を別に示す。梗塞巣として考えられるのはどれか。 ④ ② ⑤ ③ ① 59 / 100 律動的な不随意運動はどれか。 チック 振戦 バリスム アテトーゼ ミオクローヌス 60 / 100 食道癌について正しいのはどれか。 腺癌が 90 % を占める。 リンパ行性転移は稀である。 中部食道よりも下部食道の発症率が高い。 女性に多い。 飲酒・喫煙は発症に関与する。 61 / 100 てんかん発作で意識障害を伴わないのはどれか。 Jackson 発作 非定型欠神発作 欠神発作 間代発作 強直発作 62 / 100 右大腿骨頭すべり症により Drehmann〈ドレーマン〉徴候陽性の場合、背臥位で右下肢を他動的に屈曲したときに生ずる関節運動で正しいのはどれか。 左股関節が内転・外旋する。 右股関節が外転・内旋する。 右股関節が内転・内旋する。 右股関節が外転・外旋する。 左股関節が屈曲・外旋する。 63 / 100 心房細動に対する治療として誤っているのはどれか。 電気的除細動 抗凝固薬 β 遮断薬 アブレーション ニトログリセリン 64 / 100 成人期中期に発症しやすいのはどれか。 血管性認知症 うつ病 統合失調症 社交不安障害 神経性無食欲症 65 / 100 言語発達で正しいのはどれか。 言語的意味理解は10ヶ月ころからみられる。 言語獲得の臨界期は3歳ころである。 有意味語の発語は8か月ころからみられる。 喃語は6か月ころからみられる。 2語文の発話は1歳ころにみられる。 66 / 100 副腎髄質から分泌されるホルモンはどれか。 アンドロゲン コルチゾール アルドステロン ノルアドレナリン レニン 67 / 100 疾患と支援機器の組合せで適切なのはどれか。 第2腰髄完全損傷 ーー スライディングボード 関節リウマチ ーー 台付き爪切り 第8頸髄完全損傷 ーー コミュニケーションエイド 片側手関節離断 ーー プルトップオープナー アテトーゼ型脳性麻痺 ーー リーチャー 68 / 100 認知症のスクリーニング検査はどれか。 Fugl-Meyer Assessment WAIS-Ⅲ Rorschach Test Frenchay Activities Index MMSE 69 / 100 75 歳の男性。3年前に Parkinson 病を発症。Hoehn & Yahr の重症度分類ステージⅢ。3か月前からトイレ前で小刻み歩行を生じるほか、歩行や立ち座りが不安定となり、屋内移動で妻の介助が必要となった。現在、妻とマンションで2人暮らしである。自宅の住環境整備で適切でないのはどれか。 ベッドに介助バーを設置する。 居室の出入り口を開き戸にする。 脱衣場と浴室の段差を解消する。 トイレ前の廊下にはしご状の目印をつける。 寝室からトイレの廊下に手すりを設置する。 70 / 100 FIMの評定で修正自立となるのはどれか。2つ選べ。 服の上げ下ろしをする際に手すりを使用する。 入れ歯の着脱が自立している。 浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。 スプーンを用いての食事が自立している。 装具を装着して300m程度の歩行が自立している。 71 / 100 疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。 心気障害 ーー 持続エクスポージャー法 解離性健忘 ーー 自律訓練法 強迫性障害 ーー 暴露反応妨害法 PTSD ーー 電気けいれん療法 身体化障害 ーー 系統的脱感作法 72 / 100 Daniels らの徒手筋力テストによる頸筋・体幹筋のテストで正しいのはどれか。 ③ ⑤ ② ① ④ 73 / 100 注意障害の検査はどれか。 TMT Ray-Osterrieth複雑図形検査 Raven色彩マトリックス検査 MAS WCST 74 / 100 環椎骨折(Jefferson 骨折)に対する運動療法で正しいのはどれか。 骨癒合が得られるまで体幹筋力運動は行わない。 受傷直後から装具は使用せず立位練習を行う。 骨癒合が得られてから歩行練習を開始する。 頸椎の関節可動域運動は他動運動から開始する。 頸椎の可動性が得られてから頸椎周囲筋の等張性筋力増強練習を行う。 75 / 100 短下肢装具の足継手機能のうち背屈補助が適応となるのはどれか。 足関節捻挫 下垂足 外反偏平足 膝折れ 踵足 76 / 100 18 歳の女子。動作時の足底部の痛みを訴えた。足底腱膜炎の診断で超音波治療を行う。正しいのはどれか。 照射時間率を 40 % 照射とする。 照射強度を 10 W/cm2 とする。 周波数を 10 MHz とする。 疼痛を訴える場合は照射強度を下げる。 プローブを5cm 以上、皮膚から離して行う。 77 / 100 脂質の消化吸収について正しいのはどれか。 トリプシンがトリグリセリドを分解する。 ミセル内の脂質消化物は輸送蛋白により小腸上皮細胞内へ取り込まれる。 胆汁は胆囊で生成される。 胆汁酸はコレステロールから生合成される。 Oddi 括約筋の弛緩により胆汁が空腸へ放出される。 78 / 100 75 歳の男性。糖尿病により右下腿切断。義足歩行練習時に右膝の膝折れを起こしそうな不安定感を訴えた。考えられる原因はどれか。2つ選べ。 右膝関節の伸展筋力が低下している。 右股関節の屈曲可動域制限がある。 初期屈曲角が過大である。 ソケットが足部に対し後方に位置しすぎている。 初期内転角が不足している。 79 / 100 認知症患者の運動療法を行うときの対応として適切でないのはどれか。 同じ動作を繰り返し実施する。 肯定語で指示する。 運動を拒否しても説得して行う。 患者のペースに合わせる。 日常慣れ親しんだ動作を利用する。 80 / 100 脊髄損傷患者のトランスファーボードを用いたベッドから車椅子への移乗動作を図に示す。この動作を獲得目標とする機能残存レベルはどれか。 C8 C7 C6 C5 C4 81 / 100 12 歳の男児。脳性麻痺痙直型両麻痺。GMFCS レベルⅢで、立位では図のような姿勢を示す。治療方針として優先されるのはどれか。 選択的後根切断術を検討する。 長下肢装具を作製する。 歩行練習での介助量を減らす。 上肢での支持能力を向上させる。 体幹筋の同時収縮を促す。 82 / 100 脳波検査について誤っているのはどれか。 成人の安静覚醒閉眼時の背景活動はθ帯域である。 ノンレム睡眠では高振幅徐波が出現する。 小児では成人に比べて背景活動の周波数が低い。 周波数はα波よりβ波の方が大きい。 開眼するとα波が抑制される。 83 / 100 前癌病変になる進行性病変はどれか。 異形成 変性 萎縮 アポトーシス 肥大 84 / 100 手関節橈屈に作用する筋はどれか。 長掌筋 短母指屈筋 長母指外転筋 長母指屈筋 短母指外転筋 85 / 100 介護保険制度について正しいのはどれか。 利用者はケアプランの作成にかかる費用の1割を負担する。 保険者は厚生労働省である。 要支援者は介護予防サービスを受けることができる。 医療保険加入者は20歳から介護保険料を支払う。 要支援者は施設サービスを利用できる。 86 / 100 深部反射と反射中枢の組み合わせで誤っているのはどれか。 アキレス腱反射 ーー S1・2 膝蓋腱反射 ーー L2~4 上腕二頭筋反射 ーー C5・6 腕橈骨筋反射 ーー C8・Th1 上腕三頭筋反射 ーー C7・8 87 / 100 運動療法を中止する状態として誤っているのはどれか。 胸痛の出現 単発性心室期外収縮 胸部不快感を伴う心室頻拍 喘鳴による呼吸困難感 チアノーゼ 88 / 100 心臓について正しいのはどれか。2つ選べ。 大動脈弁には腱索が付着する。 冠静脈洞は左心房に開口する。 左冠動脈は心室中隔前方2/3に血液を送る。 Valsalva洞は肺動脈の起始部に位置する。 右房室弁は三尖弁である。 89 / 100 光が角膜から網膜に達する経路で正しいのはどれか。 瞳孔 ーー 前眼房 ーー 水晶体 ーー 硝子体 前眼房 ーー 瞳孔 ーー 硝子体 ーー 水晶体 硝子体 ーー 前眼房 ーー 瞳孔 ーー 水晶体 前眼房 ーー 瞳孔 ーー 水晶体 ーー 硝子体 水晶体 ーー 瞳孔 ーー 前眼房 ーー 硝子体 90 / 100 急性期の肩手症候群への理学療法として正しいのはどれか。 肩関節周囲筋の再教育 BFOによる良肢位の保持 Codman体操 CI療法 肩関節周囲筋の積極的な他動伸張運動 91 / 100 76 歳の女性。脛骨高原骨折。転倒して受傷し、人工骨を用いた手術を施行された。術後のエックス線写真(別冊No. 4)を別に示す。術後の理学療法で正しいのはどれか。 術後2週から CPM を行う。 術後翌日から極超短波治療を行う。 術後翌日から足関節自動運動を行う。 術後2週から全荷重歩行を行う。 術後翌日から膝関節伸展の等張性筋力増強練習を行う。 92 / 100 排便機構で正しいのはどれか。 排便中枢は第5腰髄にある。 S 状結腸に糞便が到達すると便意を感じる。 大腸内容物を肛門側に輸送するのは分節運動である。 骨盤神経の刺激で内肛門括約筋抑制が起こる。 直腸壁からの求心路は陰部神経を経由する。 93 / 100 65 歳の男性。間質性肺炎。労作時呼吸困難、咳を主訴に来院した。3年前から歩行時の呼吸困難が増悪した。1か月前から咳、労作時の呼吸困難の悪化を認め入院となった。入院時、心電図は洞調律。血液検査では CRP 3.1 mg/dL (基準値:0.3mg/dL 未満)、KL-6 790 U/mL(基準値 500 U/mL 未満)であった。理学療法評価では、mMRC 息切れスケールはグレード3。筋力はMMT 上下肢4、6分間歩行テストは 200 m であった。胸部 CT(別冊No. 5)を別に示す。全身持久力トレーニングを行う場合、トレーニングを中止すべき状態はどれか。2つ選べ。トレーニング前の所見は、血圧120/65mmHg、心拍数85/分、呼吸数19/分、SpO2 96%、修正Borg Scale 3であった。 4 2 5 3 1 94 / 100 記憶と関係部位の組合せで正しいのはどれか。 エピソード記憶 ーー 松果体 長期記憶 ーー 視 床 手続き記憶 ーー 扁桃体 プライミング ーー 小 脳 ワーキングメモリー ーー 前頭葉 95 / 100 28 歳の男性。脊髄完全損傷。両側に長下肢装具を使用し、平行棒内歩行練習を行っている。歩行パターンを図に示す。機能残存レベルはどれか。 Th12 S1 Th1 L4 Th6 96 / 100 慢性腎臓病で正しいのはどれか。 尿蛋白の評価には随時尿のみ用いられる。 推算糸球体濾過量〈eGFR〉は4つの段階に分類される。 レジスタンストレーニングは禁忌である。 血清クレアチニンは筋量に影響を受ける。 若年者に多い。 97 / 100 関節円板を有する関節はどれか。2つ選べ。 腕尺関節 橈骨手根関節 遠位橈尺関節 肩関節 胸鎖関節 98 / 100 胃の解剖について正しいのはどれか。2つ選べ。 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。 角切痕から近位部が幽門前庭である。 胃体部に胃底腺がある。 胃酸を分泌する腺は胃底部に多くみられる。 食道と胃の境に噴門が位置する。 99 / 100 歩行導入初期における運動学習の方法として適切なのはどれか。2つ選べ。 後ろ歩きや横歩きの練習を取り入れる。 フィードバックを与える頻度は少なくする。 踵接地の練習を繰り返し行う。 ハンドリングを行う。 休憩を入れずに練習する。 100 / 100 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)における参考可動域角度が最も大きいのはどれか。 股内旋 肩甲帯屈曲 頸部屈曲 母指橈側外転 肩内旋 Your score is The average 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